頭皮のかゆみの原因は?3つの原因とケア方法をご紹介!

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頭皮がかゆい…我慢できないほどのかゆみに深刻に悩んでいる方もいれば、気が付いたら頭に手をやっている程度の方まで、かゆさのレベルは人それぞれだと思います。
ですが、頭がかゆい状態というのは頭皮が発している危険なサインかもしれません。

頭皮のかゆみに対して何も対処をしていないままにしていませんか?
または、ケアをしているはずなのに一向にかゆみが良くならないなんてことはありませんか?

実は、頭皮がかゆくなる原因はひとつではないんです。
あなたの頭はどうしてかゆいのか。これから紹介する原因から自分に合ったケア方法を見つけてみてください。

かゆみが生じるメカニズム

まず、「かゆい」というのはどのような状態なのでしょうか?
頭皮のかゆみをはじめ、何らかの原因で皮膚に与えられる刺激を「かゆい」と私たちは感じています。皮膚に与えられる刺激が強くなると「かゆい」ではなく「痛い」と感じます。つまりかゆみと痛みは同じ様なもの。かゆいだけだからと放って置いてしまっている人もいるのではないでしょうか?かゆみが生じているというのは、頭皮が「痛い」と危険信号を発する前の段階なんです。

かゆいとついつい掻いてしまいますよね?
掻いたらさらに痒くなってしまう…という経験をした方もいると思います。掻いてもかゆみが消えず、むしろどんどんかゆくなってしまうのは、私たちの皮膚は外部から刺激に反応して「ヒスタミン」という痛みやかゆみの原因になる物質を分泌します。なので掻けば掻くほどに余計にかゆみを感じてしまうというわけです。

頭皮を刺激しているのは?頭皮がかゆい原因と対処法

頭皮を刺激しているのは?頭皮がかゆい原因と対処法出典:http://free-photos.gatag.net/2015/03/29/050000.html

かゆみを我慢できず頭皮を掻いていると、頭皮は傷ついてしまいます。
頭皮が傷ついてしまうと、傷口から雑菌が入ってしまい状態はさらに悪化してしまうこともあります。かゆみの原因が分からない限りは頭皮の環境は悪くなる一方です。かゆみの原因を知ることが根本的な解決のための一番の近道となります。では、かゆみが起こってしまう原因を紹介していきます。

乾燥による頭皮のかゆみ

健康な頭皮には、適度な量の角質や皮脂があります。
この角質と皮脂が一定量に保たれていることによって、頭皮には潤いが保たれ外部の刺激から頭皮を守ってくれるのです。つまり角質や皮脂は皮膚においては大事なバリアの役割をしています。ですが乾燥している頭皮は、バリアの役割を果たしている角質や皮脂が不足している状態。なので乾燥した頭皮は気温や湿度の変化、ホコリや雑菌などの外部からの刺激に敏感に反応してかゆい感じるのです。

乾燥の症状は季節的なことも大きく関係してします。
冬場は特に空気が乾燥しているので、頭皮にも特に念入りな保湿が欠かせない季節です。
ですが、湿度の高い夏の季節であってもエアコンの効いた室内にいることで頭皮が乾燥してしまう可能性はあります。冷暖房の空気はとても乾いているだけでなく、頭皮は特に風の影響を受けやすい場所なので、体質的に乾燥肌でなくとも頭皮だけが乾燥してしまっているという可能性も充分にあるんです。

頭皮の乾燥で一番多いのは、シャンプーが自分の頭皮に合ってないこと。
シャンプーは製品によって洗浄力が異なります。洗浄力が強いシャンプーを使ってしまうと頭皮に必要な角質や皮脂までも洗い落としてしまうので、頭皮は潤いを保てなくなってしまいます。また、シャンプーの際に爪でゴシゴシと強く頭皮を洗っていたり、1日に何度もシャンプーをすることも同じく頭皮のバリア機能を損ねてしまい乾燥の原因になってしまっているんです。

菌の繁殖による頭皮のかゆみ

頭皮中には常在菌が存在しています。
菌といっても普段は有害なものでなく、むしろ外部の菌から頭皮を守る役割があります。そのため、常在菌というのは頭皮を正常な状態に保つためには欠かせい存在です。しかし、その常在菌が異常に繁殖してしまい通常の数よりも多くなってしまうと、菌から発生する脂肪酸によって頭皮が刺激を受けて、かゆみが起こってしまいます。この状態が続いてしまうと脂漏性皮膚炎といった皮膚炎にもなりかねません。

菌が繁殖する主な原因は頭皮に皮脂が多いということ。
菌は皮脂を栄養に繁殖します。風邪や発熱などでお風呂に入れない日が続くと頭がかゆくなった経験はありませんか?それは皮脂が頭皮に溜まることで菌の活動が活発になっているからなんです。帽子などで蒸れた頭皮がかゆくなるのも、同様に菌の繁殖が原因だと考えられます。説明したように頭皮の洗いすぎも禁物ですが、頭皮は清潔に保つように心掛けましょう。特に脂漏性皮膚炎は、一度症状が出てしまうと、なかなか治るまでに時間が掛かってしまうので、未然の予防が必要です。

頭皮のかぶれによる頭皮のかゆみ

「シャンプーを新しいものに替えたら」
「ヘアカラーをしたら」
「整髪料をつけたら」

これらの原因で頭皮にかゆみを感じた方は、製品に含まれる成分が皮膚に合っていないといえるでしょう。特にヘアカラー剤は頭皮に強い刺激を与えるものも多く、体質的に合わない方も多いようです。また、それまでは何ともなくても、ある日突然かぶれが起きてしまうというケースもあるようです。重度のものだと接触性皮膚炎という皮膚炎にまで起こってしまう場合もあります。

頭皮のかぶれは同じ製品を使ったとしても、症状が出る出ないには個人差があります。
自分に合った製品を選ぶことが大切です。ただし、絶対に避けてほしいのは、一度頭皮に異常を感じても、原因と思われる製品の使用を続けてしまうことです。自分に頭皮に合わないものを使い続けてしまうと、頭皮が弱ってしまい慢性的に頭皮のかゆみが続くだけでなく、他の頭皮トラブルのきっかけとなってしまいます。

頭がかゆいと感じたときのケア方法 その1

頭がかゆいと感じたときのケア方法1出典:http://img01.gatag.net/201507/17touia/gatag-00011061.jpg

使っているシャンプーを見直してみましょう

市販で低価格のものは、ほとんどが洗浄力が強いシャンプーといっても過言ではありません。洗浄力の強弱を決めるのはシャンプーに含まれている界面活性剤です。洗浄力の強い界面活性剤はアルコール由来の界面活性剤で、アルコール系の界面活性剤は安価で作ることが出来るため多くの低価格のシャンプーに配合されています。

界面活性剤の中では値段は高くなってしまいますが、アミノ酸系ベタイン系の界面活性剤が配合されたシャンプーが洗浄力が弱く頭皮に優しいシャンプーといえます。特に体質的に乾燥肌の方は、自分の頭皮に合っているシャンプー選びは重要なことです。

※シャンプー選びに関してはこちらを参考にしてみてください
頭皮の乾燥、原因はシャンプーだった!買う時に注目したい成分は?

シャンプー方法を見直してみましょう

1日に何度もシャンプーをするのは頭皮の乾燥を招く原因になります。1回のシャンプーでもきちんと汚れを落とすことが可能です。大切なのは洗い方。正しい方法でシャンプーをすることで、しっかりを汚れを落とすことが出来ます。

【頭皮に優しいシャンプー方法】

①お風呂に入る前にブラッシング
ブラッシングで髪の毛のホコリやゴミを落とすことで、シャンプーの際に泡立ちが良くなるので頭皮の汚れが落としやすくなります。ブラシで頭皮を刺激するのは、頭皮を傷付けてしまうのでNGです。

②素洗いを念入りに行う
実は、お湯だけでも頭皮の汚れはある程度落とすことが出来ます。素洗いの段階で頭皮の汚れを落とすことで、シャンプーによる頭皮の負担を軽減することが出来るんです。

③頭皮は指の腹で優しく洗う
素洗いの時も同じですが、爪を立てて頭皮を洗ってはいけません。頭皮はとてもデリケートな場所なためすぐに傷ついてしまいますので、指の腹で優しく洗いましょう。その際にマッサージをしてあげるとより効果的です。

※詳しい頭皮マッサージの方法はこちらで紹介しています
頭皮トラブルには頭皮のマッサージが良い!?効果的な方法をご紹介!

④コンディショナーはなるべく頭皮に付かないようにする
コンディショナーやリンスなどは頭皮に付いてしまうと成分が頭皮に残りやすくなってしまいます。
頭皮に残った成分はかぶれの原因になってしまったり、毛穴に詰まり雑菌の繁殖の原因にもなります。コンディショナー類は髪の毛のみにつけるように気を付けてみてください。

⑤すすぎはしっかりと行う
シャンプーの際も、コンディショナーの際もすすぎが最も重要になってきます。
シャンプーの役割は頭皮の汚れを浮かせること。それを最終的に流すのはすすぎの時です。またシャンプーやコンディショナーの成分が残らないように念入りにすすぎを行いましょう。

頭がかゆいと感じたときのケア方法 その2

頭皮を保湿しましょう

頭皮が乾燥気味の方はしっかりと保湿を心掛けましょう。
保湿には、フェイス用の化粧水でも使用することが出来ます。基本的に顔に使って異常がないものなら頭皮にも使えるんです。また市販で頭皮ケア専用の製品もあり、保湿が出来るだけでなく、かゆみに有効な製品もあります。

市販のものを使う時の注意点として、アルコール成分が入っているものは避けた方が良いでしょう。
アルコール成分は付けるとスーッと清涼感があるのでかゆみが和らいだように感じますが、頭皮の水分を奪ってしまうので、むしろ頭皮は乾燥してしまいます。きちんと保湿成分の入ったもので頭皮を保湿してあげてくださいね。椿油やアルガンオイル、ホホバオイルなどの植物オイルは保湿にはとても向いていますし、天然の成分なので基本的には安心して使うことが出来ます。

かゆみが我慢できないときは皮膚科へ

かゆみが酷い場合は頭皮湿疹の症状が進んでいる可能性があります。
頭皮湿疹とは、さきほど少し触れた脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)接触性皮膚炎(接触性湿疹)のようにかゆみを伴う皮膚の炎症のことを指します。軽度のものの場合セルフケアも可能ですが、症状が重いとセルフケアでは限界があります。また、かゆみが原因で頭皮を掻き壊してしまい傷がある場合だと、市販のケア用品では沁みて痛みが出てしまう可能性もあります。その際は無理に自分で治そうとせずに、早めに皮膚科の先生に診断してもらったうえで、かゆみ止めや抗炎症の薬を使ってケアをしていきましょう。

終わりに

掻いたらダメだと分かっていても、なかなか我慢が出来ないのがかゆみ。
気が付いたら頭に手がいってしまっていたり、夜寝ている間は無意識に掻いてしまうもの。頭皮のかゆみは掻いてしまうだけ症状は長引いてしまいます。

症状が続くと頭皮はどんどん弱ってしまいます。
掻きむしってしまうことで毛根が傷ついてしまうため、薄毛や抜け毛の原因にもなりかねません。頭皮の健康は髪の毛の健康にも繋がっています。

頭皮のかゆみを素早く止めるためには、塗り薬や飲み薬が向いています。
ですが、かゆみが生じる原因が分かっていないと、治ったとしても根本的に解決しない限りは再発してしまう可能性もあります。自分の頭皮の状態をしっかりと把握することが健康な頭皮づくりには大切です。

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頭皮のかゆみの原因は?3つの原因とケア方法をご紹介!